こんにちは!
高木塾の高木です!
今日はAI教材について考えてみようと思います。
最近はAI教材や動画により学習が流行っています。
大手塾でもAI教育を多数導入しています。
私自身の見解を述べたいと思います。
まず良いところは、勝手にAIが問題を生成してくれたり、苦手を突き止めることのできる点です。
でも、少し考えてみてほしいのですが、
AIに苦手を探知してもらう、類題を探してもらう
というのは非常に「受動的な行為」です。
勉強というものは本来進めていくうちに自分の得意苦手を知ったり、創意工夫するところに本質的な価値があると思います。
この点において、AIは、質の良い問題をパーソナライズして生成してくれる反面、考える力を奪うという風に解釈もできると思います。
そして、もう一つ
最近よく見かけるのが、単位量あたりの計算で割る数と割られる数がどちらかわからないという状況です。
適当に式を立てて正解した という事象があったとします。
AIは、正解は正解なので回答に至るプロセスまではわかりません。
しかし、子どもは正解だと、そこに疑念を抱くことなく次の問題へ進んでしまうと思います。
きちんと理解しているのか、適当に書いてしまったのか、正解は正解でも意味が全く異なります。
AI教材は使い方次第で、良い使い方もあります。しかし、私は人間の目で見て、考えて・対話して・解決するという授業スタイルを大切にしたいので、個別指導で指導を続けてまいります!
AI教材・動画教材でうまくいかなかったという方、ぜひ一度体験授業へお越しください。