はじめに
みなさんこんにちは!
高木塾の高木です。
本年度、高木塾でも関西大学 社会学部 / 立命館大学 産業社会学部 を推薦で志望する生徒が小論文にチャレンジしております。
普段文章を書きなれている・普段から本・新聞をたくさん読んでいる など背景があると強いですが、中々苦戦している学生が多いのも現状です!そこで今日は簡単にコツをまとめました。
大学入試で「小論文」が課されると聞くと、多くの受験生が不安を感じます。特に社会学部の小論文は、社会問題をテーマに論理的に考え、資料を活用して自分の意見を述べる力が求められるため、対策なしではなかなか点が取れません。
しかし逆に言えば、正しい型を覚えて練習を積めば短期間で得点源にできる科目でもあります。ここでは、社会学部志望の受験生に向けて「小論文攻略のポイント」を整理しました。
社会学部の小論文で出題される内容
社会学部では、人と社会の関わりを考えるためのテーマが多く出題されます。具体的には次のようなジャンルが中心です。
- メディアと社会:SNSの影響、フェイクニュース問題 AI
- スポーツと社会:競技人口の推移、スポーツの役割
- ジェンダー・多様性:働き方、男女平等、家族のあり方 男女労働格差
- 現代的課題:少子高齢化、地域社会、環境問題
さらに、単なる意見文ではなく、**資料(表やグラフ、統計データ)を読み取って論じる「データ型小論文」**の出題が増えています。
小論文をマスターする3つのステップ
1. 型を覚える
小論文に文章力のセンスは不要です。まずは「型」を徹底的に覚えましょう。おすすめは D-PREP法 です。
- D(Data):資料の要約
- P(Point):自分の主張
- R(Reason):その理由
- E(Example):具体例や体験
- P(Point再主張):結論
この流れで書くだけで、論理的な文章に仕上がります。
2. 資料を“説明”ではなく“活用”する
資料を見たときにやりがちなミスは、数字をただ並べるだけです。
- NG例:「Aは50%、Bは40%で、年々増加している」
- OK例:「AがBより高いことから、近年○○が進んでいると考えられる」
大切なのは、数字から何が言えるかを一文でまとめることです。
3. 過去問と添削で仕上げる
最後の仕上げは必ず「過去問演習」。制限時間を測って600〜800字を書き、第三者に添削してもらうのがベストです。
添削では、
- 主張が明確か
- 資料を根拠にできているか
- 結論まで一貫性があるか
を必ず確認しましょう。
結局は・・・
対策や型を作ることは大事だとしても、自分なりの意見や考えがないと、薄っぺらい文章しか書けません。
普段から様々な文献に触れて本質的な力を身につけよう!
高木塾では、テーマ別対策・小論文対策を実施しております。
統計型・テーマ型・課題文型とありますのでまずは自分の入試がどの型なのかを確認しよう!
高木
